メンタルと向き合って

おつかれさまです
今週も始まりました


水曜やすみのわたしにとっては
木曜日がスタートの日
まだまだ4日も残ってる


日々いろんなお客さんがいます
クレームをつけられるお客さんもいれば
あなた感じいいわねて言ってもらえることもあったり
嬉しいこともつらいことも両方ある
それが積み重なって毎日繋がっていく



毎日仕事終わって帰ってくれば0時前
うちの中はみんな寝てて静か
それがすごく寂しくて


毎日働いて家帰ってきて寝て
また起きて仕事行って
虚しいなーなんて思っちゃったりもしたけど
それが生きていくってことだとも感じて



辛くなったときは昔のことを思い出してみる
自分にとって一番辛かったとき
しんどかったとき
4年前の絶望を味わったときを思い返してみる



友達もいなくて
家族もそばにいなくて
誰とも口を聞かず
ごはんもろくに食べず
睡眠もままならぬ状態で
生きてることがギリギリだったとき




消えたい
この世から消え去りたい



ただ毎日それだけを願ってた




一番ひどかったときは
そのとき唯一信頼してたひとに



殺してください
そう頼んだ




もちろんそんなことはできないって言われた



ただ泣きながら
しんどい
生きていくことがつらい
消えたい
そう言った




ほんとに冗談のようだけど
世界はあたしひとりだけしかいないと思ってた
何もかも真っ黒で
暗闇にひとりぽつんといると思ってた



地元の友達からも連絡きてたけど
全てをシャットアウトして
携帯も電源を切って
ただ1日1日を乗り越えることに精一杯だった



そのとき付けたのが腕の傷
タバコの火を腕に押し付けた
何十回何百回と繰り返した
おかげで皮膚は剥がれて血だらけになり
4年経った今でも跡は消えない



でも消えなくていい
それはあたし自身が付けた傷だから
必死に生きた証だし
そういうことをしたという傷跡だから
忘れちゃいけない




自分で自分を傷付けたこと
親からもらった大事な身体に傷を付けたこと


自称行為は死にたくてやったわけじゃない
ただ生きてるという実感を味わえたから

タバコの火を押しつけてるときだけは
熱さと痛み
それを感じてまだ生きてる
あたしは生きてるんだって安心してた


初めて会うひとにはびっくりされるけど
これは根性焼きなんかじゃない


お店でもお姉ちゃんやんちゃしてたんだね
なんて言われたこともあるけどそんなんじゃない



あたしが必死に生きてきた証
忘れちゃいけない過去



もう絶対にやらない
友達にも自分自身にも誓った



あたし自身も悲しいけど
この腕を見られるたびに友達にも悲しがられる


腕を見せたとき泣かれたこともある
なんでそこまでしたの
なんで助けられなかったんだろうって



そのとき初めてあたし自身も後悔した


ごめんね
ごめんね


そのときばかりはほんとにそう思った





そしてあれから4年
入退院を繰り返してやっと今ここまで来た


人並みに仕事して
やすみの日は友達と遊んだり出かけたりして



あたしが憧れてた日常
やっとやっと取り戻してきた


今だに自分の気持ち
感情をコントロールできなくて
落ち込んだり悩んだりするけれど
それでもそんなときは周りの友達に支えられて
家族に助けてもらってなんとか乗り越えてきた



ひとりでは生きてこれなかった



あたしは強い
誰よりも


昔はそう思ってた
だけど今は真逆


あたしという人間は弱いし
限界もひとにはある


無理だけはしないし
周りにもしてほしくない


そう思える
少しほんとに少しだけだけど優しくなれた気がする



すぐ余裕なくなっちゃうし
イライラしちゃうことも多いけど
ある意味昔よりは変わった気がする



同じ精神疾患の病気持ってるひとには
まだ4年なの短いねなんて言われたりもするけど
あたしとっては長い長い四年間だった
過去に戻りたい
病気になる前に戻りたい


そう思わない
なんて言ったら嘘になるけど
今はなっちゃったもんは仕方ないし
向き合っていくしかない
付き合っていくしかない
だってそれも含めてあたし自身だから
見ないふりはしたくない
どんな自分でも受け入れたい



弱くてもいい
立ち止まってもいい



ただ生きることだけは忘れないで



自分自身に言い聞かす




これからきっとまた長い間
この病気とは付き合ってくんだと思う
だけど逃げないでほしい
例えどんなにつらくても
落ち込んでも
泣いても
真っ直ぐに生きることだけは忘れないで




心が弱ったときは少し休めばいい
また元気を取り戻せばいい




周りに頼ってもいい
でも相手の気持ちも考えて助け合っていきたい




一回どん底を味わった人間は強いんだ
這い上がってみせるよ
どんなにださくてもかっこ悪くても



一緒にいてくれた友達
ほんとうにありがとう


支えてくれて家族にありがとう



あたしができること
返せるものなんてないのかもしれないけれど



生きていくこと
それが精一杯の恩返しだと思う



一緒に笑って泣いて
楽しい時間過ごしていきたいな



辛くなったら今いる位置
自分の状況
しっかり把握して
先を見てがんばっていこう


一歩ずつでもいいから歩いていくんだ




頑張れって言葉はあまり好きじゃない


頑張らなくていい
ただ生きてるだけでいい


それは周りのみんなに対しても思うこと

いてくれるだけで感謝してる
みんながいたからここまで来れたよ


あたしという人間のこれからを
しっかり見届けてほしい



ほんとうの意味で強い人
優しい人になりたい



生きていてくれてありがとう
自分に贈る言葉


これからもよろしくね