ホストクラブ

おはようございます

 

 

結局あまり寝れなかった

 

今日もまた始まります

 

 

なんも予定のない1日

 

 

 

続きを書きたいと思います

 

 

ホストクラブについて

 

読みたくないと思った方はスルーして下さい

 

 

 

 

初めて行ったときの印象は衝撃的でした

 

 

暗い店内

爆音の音楽

スーツ姿の男の人達

 

 

何もわからないまま友達に連れられてやってきました

 

 

席に着くなり男の人が隣に座って名刺もらって会話して

もちろんお酒も作ってくれて

タバコ吸おうとしたら即座に火を付けてくれた

 

昔テレビのドキュメンタリーで観た世界があった

 

 

何もわからないまま男の人が代わる代わる名刺を渡し会話をしていく

 

そして全員回り終わったら声掛けられた

 

気に入った子はいましたか?

指名どうしますか?

 

 

 

はい??

 

 

 

ホストクラブのことは何にも知らないあたし

 

 

隣に座ってた友達が説明してくれた

 

 

誰かひとり指名すれば隣に座ってずっといてくれるんだよって

 

 

悩んで悩んだ挙句一番話しやすかった子を指名した

 

 

そこからはひたすらその子とマンツーマン

ずっと緊張してた

 

 

 

初回ということで2時間飲み放題で2000円でした

 

ホストクラブ初めてのあたしにとっての感想は

 

 

 

なんだ思ったより安いじゃん

ってことでした

 

 

家に着いたらソッコーで指名した子からLINEがきた

 

 

今日はありがとうございました

楽しかったですって

 

またまたホストクラブ初めてのあたしはそんなLINEが来たことに浮かれまくった

 

 

そもそもホストクラブなんて初めてだったんだけど名刺には電話番号やLINEのIDが載っててどうせ営業用でしょって思ってた

 

 

そしたらみんな個人の携帯で営業用の電話はないらしい

 

 

とにかく興奮して帰ったあたし

 

 

 

そして次の日の夜

早速営業LINEが来た

 

今日どうしても来てほしいですお願いしますって

 

 

悩んだけどお金もなかったから断った

 

 

だけど引き下がることもなくどうしても会いたいお金も掛けでもいいから来て下さいって言われた

 

 

バカなあたしはその時の所持金全てと貯めてた500円玉貯金の中身全てを持って行ってしまった

 

 

グランドオープンだったその日

 

賑やかな店内

相変わらず薄暗くてうるさい店内

 

たくさんの花やバルーン

そして初めて生で見たシャンパンタワー

 

 

指名してた子は同伴でもいいですよと言ってきた

 

同伴という言葉は聞いたことあったけどわかってなかったから聞いたらごはんとか食べてから一緒にお店行くことですよって言われた

 

 

そして結局同伴したわたし

行くとこもわからなかったので歩いて歩いて結局ラーメン屋に入った

 

 

当たり前かのようにあたしが2人分払った

財布だす気配もなかったし同伴ってものはこっちが出すものなのかなと思ってた

 

 

そして所持金があまりないことも言った

持ってきた金額を言ったら大丈夫です足りますよ

そう言ってくれた

 

 

そして食べ終わったらお店へ行った

 

 

わけのわからないまま席に案内され

指名の子が隣に座りお酒を作ってくれて

そしてまた代わる代わるホスト達が挨拶に回ってきて一緒にお酒飲んだ

 

 

グランドオープンだから一卓で1本シャンパンを入れなきゃいけないって事前に言われてた

 

 

それも込みであたしの所持金で足りるの?

って聞いたら大丈夫ですって言われた

 

 

 

前の日とは違って飲み放題でもなかった

なので酒が終わる終わる

鏡月飲んでたんだけど終わるの早いのなんのって

割りものといって鏡月と割って飲むウーロン茶や緑茶などもピッチャーで来るんだけどそれも速攻で終わった

 

そして言われてたシャンパン入れる時がきた

 

1本20000円のシャンパ

一口も飲むことなくシャンパンタワーに注がれてあっという間に終わった

 

飲めると思ってたら違った

 

 

結局同伴もしたのでオープンからラストまでいた

ホストクラブの営業は夜中の2時から朝9時まで

 

 

最後チェックと言ってお会計出してもらった

伝票見てびっくりした

何度も金額見直した

 

 

だって前の日2000円だよ?

 

 

 

どうしたら60000円以上も取られるの?

 

 

頭の中は動揺して混乱してた

 

 

 

ちょうど朝方に友達に連絡してひとりだと心細いから来てって連絡してたから友達に言った

 

 

なんでこんなに高いの?

って

 

友達もあたしの会計見てびっくりしてた

 

そして何これよーちゃん同伴までしてんの?!

って言ってきた

 

 

うんしたよ。

同伴ってごはん食べることでしょ。

お金かかるの?

って聞いた

 

 

 

友達はため息着いてから言った

 

 

 

代表呼んできて

って

 

お店の代表来てそこから始まった

 

 

何もわからない昼職の子に同伴の説明もしてないんですか?

しかもこの子所持金伝えて足りるって言われたんですよね?

 

なのになんですかこの金額は

教育なってないんじゃないですか

 

 

 

代表はひたすらすみませんって謝ってた

 

 

結局その日あたしは持ってきたお金全部を出しても全然足りなかった

 

 

帰りのタクシー代も友達に借りた

 

 

 

 

 

その時の感情は怒り

それのみだった

 

帰ってきてからも気持ちはおさまらなくて

代表の名刺を出してきて電話して納得いかないことを伝えた

 

 

 

そしてその日の夜

前の日に残した売掛け金を払いに行った

 

店内に入った瞬間

指名の子がいてすみませんって謝ってきた

 

それも無視して内勤の人に掛けを支払った

お店でてエレベーター待ってる時もひたすら後ろに突っ立ってて謝ってきたけど全部無視した

 

 

 

 

 

もう絶対行かない

あんなぼったくりのとこ

 

 

 

そのときはそう思ってた

 

 

 

 

 

 

だけどまた行くことになるとは思ってなかった

 

 

 

 

 

友達と駅前で夜プラプラしてて

コンビニでタバコ吸ってた

 

 

そしたら2人組の男の人達が近付いてきた 

 

 

お姉さん達飲みいかない?

って

 

 

あたしの友達は夜の仕事長くしてたのもあって

勘が鋭い

 

おまえらホストだろ

 

 

って一言

 

 

えっなんでわかったの?

向こうはびっくりしてた

 

 

結局その友達が全部話し聞いて

料金説明だのなんだの聞き出して

初回だし安く飲めるからって言って行ってしまった 

 

 

まさかあの時の出会いがこんなことになるなんて思ってもみなかった

 

 

 

 

 

2人組の男の人に案内されて着いたホストクラブ

同じように何人かのホストが入れ替わり回ってきてお酒飲みながら会話した

 

 

 

ホストクラブに行き始めて知ったこと

 

 

ホストクラブは永久指名といって一度指名したらずっとその人指名で他のホストに変えることはできないということ

 

 

最初のホストクラブで痛い目見てたから間違いたくなかったから慎重になってた

 

 

結局あたしが指名したのは駅前でキャッチしてきた男の人で22歳の子だった

 

悩んだけど一番話しやすかったから

 

 

まさかこの子に今後振り回されるなんて思ってもみなかった

 

 

 

その日は初回だったのに延長までしてボトルも頼んで結局ラストまでいた 

 

 

そしてそれから夜の世界にどっぷりはまっていった

 

 

 

最初に行ったお店も代表と内勤さんの計らいであたしはもう一回フリーでホスト全員回してくれて指名変えさせてもらえることになった

 

 

もう間違えられないと思ったので慎重に慎重に選んで結局20歳の男の子を指名した

 

 

 

もうほんとおもしろいぐらいにはまっていった

 

 

ひどいときは週6で通った

 

 

2軒行ってたけど同じビルの中だったから

一晩にハシゴして両方行ったりもした

 

 

恋愛感情はなかった

そのホストが好きだとか

付き合いたい

そんな気持ちはなかった

 

 

ただその空間が好きだった

 

 

まだホストに惚れてた方がよかった

 

 

段々とエスカレートしてきて

使う金額も大きくなれば

同伴だって毎回のようにしてた

 

金銭感覚も麻痺してた

 

 

行き帰りだってタクシーだし

一度に何万という金額

何も思わなくなっていった

 

 

 

 

 

 

 

 

今思い返してみると

 

 

 

あたしは寂しかった

 

 

 

 

 

仕事も終わるのが23時過ぎで遅ければ帰ってきたら0時前

家族もみんな寝て家の中は暗くて

友達もそんな時間に連絡しても返ってこなくて

朝起きればもう誰もいない

休みも平日やすみで予定あわなくてひとり

 

 

昼間はよかった

ただ夜が耐えられなかった

毎日孤独を感じてた

ただこなすだけの毎日

それが当たり前なんだけど 

でもどうしても寂しくて

 

 

 

 

 

そんなときに出会ったのがホストクラブだった

 

 

仕事から帰ってきてもまだ余裕で行ける時間

 

どんな話しも聞いてくれて相談にも乗ってくれて

楽しく飲みたいって言ったときは盛り上げて楽しく飲ませてくれて

 

 

お金払ってるんだから当たり前なのかもしれないけどやっぱり楽しかったし寂しさは埋めてくれた

 

 

それまでは偏見しかなかった

夜の世界なんて居酒屋しか行ったことなかった

けどホストクラブに行き始めてわかったこと

 

ただ働いてる時間帯と女の人からお金を頂いてるってことでイメージ悪いけど実際はプロ意識高い仕事だと思う

 

楽しませるのはもちろんだけどお酒だって飲めと言われたら飲まなきゃいけないし、お客さんを怒らせたらだめだし気遣いも必要だと思う。

 

 

だから今はとくに偏見もない。

仕事は仕事だから。

 

 

別に悪いことをしてるつもりはなかった。

ただ後ろめたさはずっとあった。

 

 

友達には言えなかったし母親には友達の家行ってるって嘘ついてた。

 

 

最初はそんなはまるなんて思ってなかった。

 

 

だけどもう中毒で行かなきゃ行かなきゃそんな気持ちでいっぱいになった。

 

営業をかけられたことはほとんどない。

今日来れる?とは聞かれたことあったけど

いつも自分の意思で行ってた

 

最初は怖くてうるさくていい印象なかったけど

いつの間にか慣れてしまった

 

常連になって毎日お店に行くとホストがひとりずつ挨拶にきて今日も楽しんでって下さいって言われて。

 

 

トイレから出てきたら毎回おしぼり持ってホストがおかえりなさいって言ってくれて 

 

新しいボトルを頼んだら7番卓の姫からNEWボトルいただきました!なんて言われて浮かれて

 

 

普段の生活の中ではしてもらえないこと

言ってもらえないことばっかりで

完全に浮かれてた

 

 

 

ほんとうにバカみたい

 

 

 

 

 

気付けば給料じゃ追いつかなくなって

貯金に手を出してた

 

 

 

そうしてどんどん堕ちていった

 

 

長くなったので一旦終わりにします

 

 

 

こんな内容ですみません

 

でもこれが本音で事実です

 

気分を害してしまったらすみません