優しさに包まれたなら

こんばんわ
今日もなんとか1日無事終わりました



 昨日は半日だったから夜はお出かけ
あたしにとっての一番の大親友と出かけてきました 
彼女はいま地元を離れて県外に住んでます
だから滅多には会えない
けれどしょっちゅう連絡して話し聞いてもらってる
ほんとしつこいなこいつってぐらい鬼電してる
なのにいつも優しく話を聞いてくれる
大親友でありお姉さんのようであり
あたしにとってはなくてはならない人


彼女がいたからいまのあたしがいる
そう言っても過言ではないくらい助けてもらった



出会ってもう15年近く経つ
はじめはお互い人見知りして話せなかったけど
なんでか一気に距離が近くなって仲良くなった


そこからはほんとうに濃い日々を送ってきた  
何度も喧嘩したしそのたびに仲直りして
いろんなとこ一緒に行った



泣いて笑ってたくさんの時間過ごしてきた
ほんとに大切で大事なひと



4年前病気になったときも
唯一ずっと連絡くれて
そのときは北海道にわたしはいたんだけれど
帰っておいで
今なら間に合うから
どんなよーちゃんでも受け入れるから
だからお願い
無理だけはしないで
帰ってきて
ってひたすら言われてた



だけど頑固で曲げない性格のあたしは
北海道から帰ってくることを拒んで
彼女の意見を聞こうとしなかった
北海道から帰ってくることは自分にとって
逃げであって負けることだと思い込んでた 


途中で投げ出したくない性格だから
何があっても帰らないって言い張ってた



自傷行為もばれたとき
ほんとにいい加減にしなさい
帰ってこいって言われた



それでも言うこと聞かずに
地元に帰ってくることを拒んで
無理をし続けた結果が病気との始まりだった



今でも時々思う
あのとき言うことを聞いてれば
周りの人たちの声を聞いてれば
何かが変わってたのかな
病気にならずにすんだのかなって



後悔しても遅いけれど
時々思ってしまう




地元に帰ってきたときには
身体も心もボロボロだった
車でいえばガソリンが0になった状態
なにもする気が起きなかった


 

毎日引きこもって
とくに何をするわけでもなく
ぼーっとして


家から5分のスーパーにも行けなかった
外に出るとパニックに陥って
動悸が速くなって
息ができなくなって
焦燥感に襲われて
家から一歩も出ない日が続いた



そんなときも彼女はひたすら連絡をしてくれて
家まで会いにも来てくれた


外に連れ出してくれた
とくに何をするわけでもなくただ一緒にいてくれた


一番真正面から向き合ってくれた友達
あたしがその頃北海道での出来事が忘れられなくて
毎日毎日思い出しては後悔して
元に戻りたい
あたしの人生返して
なんであたしは今こんな状況なのに
北海道にいたとき一緒にいた人達は笑って過ごして
今も楽しく暮らしてる
なんで笑ってんの
楽しそうにしてんの
悔しい
憎い
ずっとそう思ってた



だけど彼女は言った
よーちゃんもう思い返すのはやめな
他のひと達は他のひと
恨んでも憎んでも始まらない
今を真っ直ぐ見なさいって


彼女は彼女ですごく後悔していた

あたしがそんな状況だったとき
そばにいられなかったこと
どんどん堕ちていくのがわかってたのに
助けられなかったこと
北海道にいた人達はそばにいたのに
なんでよーちゃんを助けてあげなかったのって
後悔してずっとずっと心配してくれてた



精神科に入院したときも会いに来てくれた
退院してからもずっとそばにいてくれた
あたしの人生ずっとそばで見守っててくれた



どんなときも離れずそばにいてくれた
退院がゴールではないこと
そこからが始まりだった



堕ちては立ち止まって
また這い上がっては進んで



ことあるごとに夜中だったり早朝だったり
あたしが連絡したときはいつも話し聞いてくれた


何度も何度も助けられてきた



病気になる前に戻りたい
元のあたしに戻して

何度も何度も思って彼女に泣きながら訴えた

いつもどんな時でも彼女は言ってくれた
過去には戻れないし
受け入れるしかない
よーちゃんはよーちゃんなんだから
これからを生きていかなきゃって



実際メンタルのことを話して離れて行った友達もいる
出会った男の人なんてとくにそう
結局は重たい
支えきれない
そう言われてきた



だけど今周りにいてくれるひとは
それも含めて理解した上で一緒にいてくれる




友達にも言われるけどまさか自分が精神疾患になるなんて微塵も思ってなかった 
うつ病なんて縁のないもの
他人事だと思ってた
実際今の病名は違うけどうつ病なんて自分には絶対ならないと思ってた


けど誰にでもなりうる身近な病気だって知った 
それはなってから知ったこと



ほんとに元気だった頃のあたし
病気になってからのあたし

全てを近くで見てきた彼女
たくさんたくさん迷惑かけてきた
あたしも重い言葉たくさん言った


けれど今もなんも変わりなく接してくれる
出会った頃と何も変わらない


今では距離が離れてしまったけれど
大切な存在には変わりない

一番辛いとき支えてもらった
だからこそあたしも彼女に何かあったときは支えてあげたい



生きる意味
わからないときもあったけれど
今は自分のため
家族のため
人のために生きたい 




生きる意味なんてきっと死ぬまでわからない



なら今を精一杯生きるしかない



それは彼女から教わったこと
いつでも真っ直ぐな彼女
誰よりも強いひと

ここで言うのも変だけどほんとうにありがとう
出会ってくれて
そばにいてくれて
支えてくれてありがとう
なかなか会えないけれど大切な存在には変わりないよ
いつまでもいつまでもあたしの大切な心友



あなたがいたからあたしは生きてこれたよ




大事なものは大切にする
当たり前だけどなかなかできなかったりする
とくにひとに対してはそう

いてくれること
話を聞いてくれること
当たり前だと思い込んじゃう時がある



だけど当たり前なことなんて何ひとつない 





大切なものはなんですか?
大事なものはなんですか?



ひとそれぞれそれは違うけれど
あたしにとっては周りにいてくれるひと
家族を始め友達


それが何より一番大事


今あたしと関わってくれてるひと
みんなみんな大切な存在


誰ひとり欠けてもここまで来れなかった


あたしのいけないところ
すぐ日々の日常に慣れちゃうところ
その場の雰囲気に流されちゃうところ
すぐ落ち込むところ
そしてそれを引きずるところ
態度に出るところ

あげたらキリがない



感情的になるところ直そう
調子に乗りやすいところ直そう


気付いた今
直せるところは直して改善しよう


今年は自分自身を見直す


まずは周りのひとを大切にする
それを忘れないこと


そして自分自身を好きになること

簡単なようでなかなか難しい


けど変わりたいと思った時が変わりどき



人生遅いことなんてない
始めるのに遅いことはない

長年生きてきた性格はなかなか変わらない
そう言うけどあたしは変わりたい


ひとの優しさに触れたときそう感じる

あたしは優しくできてたかな
周りに優しくできてたかな


ひとつひとつのこと大事にしていこう


大切なもはたくさんなくていい
少しでいい

周りにいてくれるひと
そばにいてくれる家族

大事にしていこう


今が変わりどき

あたしという人間
見届けていてください